日本の上海焼きそばは上海の焼きそばとは違う?
元々焼きそばが大好きで、焼きそばについてのブログも作ろうかと思っている今日この頃、美味しい上海焼きそばをお昼に頂きました。
麺が細めで野菜もたっぷりでおいしかった。
(渋谷ヒカリエの「招福門」にて)
しかし・・・本場の上海焼きそばは全く違うのだそうで。
私の思っていた上海焼きそばと本当の上海焼きそばが違うということを知ってややショックを受けております。
私の思う上海焼きそばは、麺がやや細めで、醤油ベースのあっさりした味わいで、野菜もたっぷり入っているイメージだったのですが、本場の「上海炒麺」は焼きそばとうどんの間くらいのやや太めの麺。
もちもちした食感が特徴で、具も青梗菜みたいな青菜がメインというとてもシンプルなものです。
味付けは中国醤油がベースになるので、ソース焼きそばとは違うものの、日本の醤油のイメージで食べてしまうと「???」となるに違いありません。
しかも砂糖が調合された醤油ですから甘いのだそうで。
醤油なのに甘いのか。多分食べたらかなりカルチャーショックでしょう。
太めの麺に青菜、たまに肉が入っていることもあるようですが、かなりシンプルな焼きそばです。
メニューの名前としては「炒麺」が多くて、具材によってその前に「○○炒麺」と何かつく場合もあるけど、当たり前ですが上海の人がわざわざ「上海」ってつけませんわね。
しかもやや甘い。
え、これは私の思っている上海焼きそばじゃない。
写真はこちらのサイトで見るといいと思います。
日本で食べる上海焼きそばも醤油ベースではありますが、割とあっさりしていますから、その辺りはやはり日本人向けにアレンジされているのでしょう。
では私が食べていた上海焼きそばとはなんだったのか。
・・・と、調べてみると、私が思っていた上海焼きそばはどうやら「香港焼きそば」に近いようです。
豚肉やニラ、もやしなどが入っていて醤油やオイスターソースをベースにした味付け。
そうそう、これだよ!
香港と上海、ちょっと離れていますけど、香港焼きそばよりは上海の方が語呂が良かったのかしら。
ちなみに、香港に行っても「香港焼きそば」という名称で売っているわけではないので、普通に「炒麺」で頼んでみればいいらしい。
中華料理店で食べる上海焼きそばは間違いなく本場のものとは違うと思う、どちらかというと香港焼きそば。
ちなみに台湾焼きそばなるものもあり、こちらはやや甘めな味付けのようです。
上海、香港、台湾、それぞれのご当地焼きそば、現地で食べてみたいです。
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