どっかの大企業が、数年後の採用からは一人一人が個人事業主、みたいなことをいっていたのですが、まさにそんな時代が来るのだと思います。
むしろ今までの日本が特殊な状況なのであり、「終身雇用制度」なんて長い歴史の中で見てみればごくわずかの時期のことですよね。
安定はしていたかもしれないけれど、新しいことには挑戦しづらいし、そのおかげで「転職回数が多いとダメ」みたいになっているのではないかと思います。
私は前の会社で採用面接を担当していたのですが、転職回数が多いからといって必ずしもダメなわけじゃないです。
仕事って、やってはみたけど向いてないと思うことだってあるじゃないですか。
頑張ってみたけどやっぱりダメだなって思うこと。
そう思うなら、もっと自分に合った仕事を探したほうがいいと思うし、それは会社のためにもなることだと思うのです。
嫌だ嫌だと思って仕事されるより、適した能力のない人に仕事されるより、もっと「この会社で働きたい!」と思う人を雇った方がいいのでは。
人を育てるには時間もお金もかかるから、そう簡単にやめられたら困るというのもわかります。
私も、せっかく仕事を教えたのに1ヶ月くらいでやめられるとげんなりしました。
でもきっと、そのまま続けていても芽は出なかったのだろうとも思います。
だったらさっさと見切りをつけてもらった方がお互いのためだったんですよ、きっと。
で、最初の話に戻りますが、これからは個人が自分の能力を活かして仕事をしていく時代になっていくだろうと。
大企業の正社員を目指すのではなくて、自分は何ができるか、どんなスキルを提供できるのかって考えて仕事を提案していくような。
大きな組織にしかできないこともあるけど、個人だからこそできることもある。そのバランスがうまく取れた社会になっていくといいんだけど・・・
日本は難しいかな。
しかし、これまでの雇用形態が崩れていくことはまちがいない。
私がやるべきことは自分で稼ぐための力をつけつつ、子供達にもそれを学ばせることだと思っています。
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