今年は、どこにも行けないなあ。だらだらと過ごしながら、そんなことを思いましたが、考えてみれば、普段からお正月はどこにも行ってないんだった。
三が日のどこかで実家に顔を出し、子供たちにお年玉をもらう。それくらいで、特にどこにも出かけないのですが、それは正月くらいのんびり過ごしたいからです。
だらだらと、正月のネタ番組を見て、ゲームして、本読んで、作り置きしたおせちを食べる。あ、いつも通りだった。まだケンタッキーを買いに行ってないくらいで、普段と変わらぬお正月でした。
だから、コロナのせいで外出を自粛しなくちゃいけない状況であっても、実際には何の不都合もないのですが、「出るな」と言われると、家から出ないことが誰かに強制されているせいで「出かけられない」ように感じてしまいます。
去年のお正月、一年後にこんなことになっているなんて、微塵も想像できませんでした。来年の今頃は、どうしているのでしょう。
春になったら、娘は大学に通学できるようになるのか、息子は学校行事が復活するのか。オリンピックなんて、いっそのことやめてしまえばいいのに。
数ヶ月先のことさえ、全く予測ができない年になってしまいましたが、それでも生きていかなければなりません。
こんな時だからこそ、夢や希望を持つことも大事だと思いますし、同時に、現実を生き抜いていく力も必要だと思います。
数年先、どんな世の中になっているのでしょう。子供たちは、こんな社会で大人にならなくてはならない。自分で考えて、考えて、考え抜いて、そして行動できるような大人になってほしいものです。
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