もう20年前くらいになりますけど、社会人に成り立ての頃。同期の友達がケーキを食べながら、
「このケーキ、美味しいかも〜〜♪」と言ったのです。
え、あなた、今ケーキを食べているのはあなた自身なのに、「美味しいかも」って何よ。
かもって。自分も味覚もわからないのかい?と思ってびっくりしました。彼女はなにかにつけて「かも〜〜」を連発する人だったのですが、自分の感情に「かも」をつける意味が分かりませんでした。
それが、この本を読んでようやくわかった!
もう20年前くらいになりますけど、社会人に成り立ての頃。同期の友達がケーキを食べながら、
「このケーキ、美味しいかも〜〜♪」と言ったのです。
え、あなた、今ケーキを食べているのはあなた自身なのに、「美味しいかも」って何よ。
かもって。自分も味覚もわからないのかい?と思ってびっくりしました。彼女はなにかにつけて「かも〜〜」を連発する人だったのですが、自分の感情に「かも」をつける意味が分かりませんでした。
それが、この本を読んでようやくわかった!
ライターと名乗る以上は当然言葉に詳しくなければいけないと思っているのですが、「あげる」と「やる」、きちんとわかっていなかった・・・
・花に水をあげる
・猫にえさをあげる
これ、間違いです。
「上げる」は与える、やるの謙譲語。
本来は「〜に」に当たる人に対して丁寧にいう言葉だから、ものに対して「あげる」はおかしいのです。
目上の人に対してへりくだっていう言葉ですからね。
でも、丁寧にいう柔らかい言葉として定着してしまっている感がありますね。たぶん、「やる」というと乱暴に感じるからでしょう。
ですから、桃太郎の歌も
「あ〜げましょう、あげましょう」ではなく
「や〜りましょう、やりましょう」が正しいんですよ。昔はそう教わっていたそうです。
いやー、お恥ずかしい。
花に水をあげるも、魚にえさをあげるも普通に使っておりました。
ものや動物にへりくだってどうするのか・・・
近所のスーパーマーケットのメルマガを購読しているのですが、始まった頃の店長さんの記事はとても読みやすかったのに、書く人が変わったら途端に読みづらくなりました。
適度な改行が無いので、メルマガを空けてみた時に目に入ってくるのはドーン!と画面一杯の文字。
スーパーのメルマガなので、メルマガ会員だけの価格などがあるんですね。その日のメルマガを見せるとお得な値段で買えるものがあるので開けてみますが、これが普通のメルマガだったら絶対読まれない!
読みやすさってこういうことか、と改めて思いました。
これだけ字が詰まっていると、何がお得かもわかりにくく、最近どんどん老眼が進んでいる私の目にはとてもつらい。
どんなに素晴らしい情報が詰まっていても読まれなければ意味がない。まずは読んでもらうための工夫、これが何より大事なんだなと再認識し、自分のメルマガもちょっとレイアウトを考え直そうかなと思いました。
そして老婆心ながら、このメルマガ、とても読みづらいですよと返信したところ、翌日には少し読みやすいレイアウトに変わっていたので、あ、対応早い!と感心しました。
メルマガを配信している方、今一度自分のメルマガの「読みやすさ」を見直してみてはいかがでしょう。特に女性は見た目や感覚を大事にするので、ぱっと見読みやすいというのはとても大切なことです。
ライターは、「ライターです」と名乗れば誰でもなれます。
だからこそ、ちゃんとしたライターになるにはものすごく大変なんだと思っています。
でもやっとやりたいことができるようになったから、毎日文章を書くことは苦になりません。
言葉の力で人を幸せにしたい。いい世の中を作りたい。
この思いはずっと昔からあったこと。
ひとりひとりがやりたいことをやって、納得のいく人生を送れる世の中。
子どもたちのためにも、そんな世の中を作りたいのです。
このブログでは、あれこれと思いついたこと、感じたこと、言葉について書いていこうと思っています。
アロマコンサルタント&WEBライター 奈南有花
お問い合わせはaroma.sanctuary★gmail.comまでお願いします。
(★を@に変えてください。)