東京は武蔵野市のあります、杵築大社。
こじんまりしていながらも、とても素敵な神社です。なんというか、空気が違います、ここだけ。
派手さはないのですが、とてもパワーを感じるお社で、非常に趣きがあります。
とても落ち着く神社なので、あんまり人に押し寄せて欲しくない気もしますが・・・
大国様(大国主命)をお祀りしていて、第二次大戦後には恵比寿様も勧請。二神を主祭神とする神社です。
徳川三代将軍家光公のいとこで、出雲の松江初代藩主松平出羽守直政公の鷹狩場だったところ。
武蔵野市、三鷹市周辺は江戸時代、将軍家や大名家が鷹狩りを楽しむ鷹狩り場になっていたところが多いんですね。
鷹狩りというのは、鷹を使って兎などの小動物や他の小さな鳥を獲って遊ぶこと。元々は公家の遊びでした。
それが徳川家康の時代になってから盛んになります。鷹の売買を禁止し、全て徳川家が独占していたため、鷹狩りは徳川家の権威の象徴でもありました。
戦乱の世が終わり、平和になったとはいうものの、武士たちはいざという時のために訓練を積んでおかなければいけません。
鷹狩りはただ鷹を飛ばすだけでなく、隊をどのように動かせば効率的に獲物をとることができるか、地形などを見ながら瞬時に陣形を変えるなど戦いのシミュレーションとしてはとても優れた遊びだったのです。
戦いのなくなった武士にとっては健康維持のための運動としての側面もあったそうです。
さてこちらは、境内にある浅間富士神社。
こちらは同じく境内にある八坂神社です。
あまり広いとはいえない敷地の中に、これだけのお社が点在しておりまして、何ともありがたみのある神社です。
他にも、弁天様や金比羅様もお祀りされています。
千本いちょうの写真を撮り忘れるという痛恨のエラー・・・仕方ない、もう一度行こう。
こちらの神社の御朱印がまた素敵なのです。
私は午前中に行ったので大丈夫でしたが、12〜13時はお昼休みだそうですから、皆さんお気をつけて。
私は自転車で行きましたが、電車を使われる場合はJR中央線・武蔵境駅から徒歩5分です。
▼杵築大社地図
<スポンサードリンク>