いつもこころに太陽を。

念願の「書くこと」を仕事に。言葉の力でもっとたくさんの人を幸せに出来たらいいなと思っています。

ごはんを手作りしてきて良かったと思えた日

f:id:kahohime:20171120090647j:plain

昨日は末っ子の保育園の親睦会で、公園に集まってみんなで遊ぼう!という日でした。

持ち物はお弁当とダンボール。

原っぱの緩やかな傾斜のところで、ダンボールですべり台を作り遊んだりして、子ども達は大はしゃぎでした。

 

私は朝から娘のリクエストの唐揚げを作り、おにぎりを作り、でもどうせ友達と会えばお弁当なんてそっちのけで遊びだすから、後は果物くらいでいいや、と思ってました。

他のおうちはもっとちゃんと作ってくるかなあ、なんて思いながら。

でも、実際その場に行ったら、お弁当を作ってきたのはうちだけでした。みんなコンビニ弁当だった。

 

私は「持ち物:お弁当」とあったから、「作る」以外の選択肢が思い浮かばなかったのです。コンビニ弁当が好きではないから。

 

べつに、お弁当を作った私が偉い、と言いたいのではないです。みんな平日仕事だし、休みの日くらいゆっくりしたい。他のおうちがコンビニ弁当でもかまわない。

 

ただ、帰宅してからそんな話をして、私が「お弁当と”作るもの”なんだよね。買うものではなくて。」と言った時に、長女が「そんなお母さんで良かった。」と言ってくれたのです。

私はそのひと言が死ぬほど嬉しかった。

これまで、電子レンジも使わずにご飯を作ってきて良かったと思えた瞬間でした。

 

昔、まだ長女が赤ちゃんだった頃。

私の友達に「離乳食なんて全部買ってる〜!作ったことなんてな〜い!」と言っていた人がいました。

 

私はその頃、離乳食は全部作ったものを食べさせたい、と思って、一生懸命野菜を裏ごししたりしてたんです。

面倒だったけど。レンジもないし。

だから、「すべて手作りで食べさせるのと、買ったものを食べさせるのと、結果は同じなんだろうか。それでも同じように育つんだろうか。」と疑問に思ったのでした。

どんなものを食べさせても同じように育つなら、私がやっていることって無駄なんだろうかって。

でもその時に「そんなことはないよ。きっと後で違いが出る。」と夫が言ってくれたのでした。

 

その違いとやらが出たのが、長女の言葉だと思うのです。

長女はうちのご飯が一番おいしいと言ってくれます。買ったものは好きじゃないし、美味しいとも言わないです。

今長女は高校生ですが、最初の頃は毎日お弁当だった友達が、最近ではコンビニなどで買う子が増えてきた、と。

そんなのは嫌だと言って、お弁当を持っていきたいと言うんです。

コンビニ弁当を美味しいと思わない子に育ってくれて良かったと思いました。毎日ご飯を作ってきて良かったと思いました。

 

そりゃ、仕事をしているのでたまには惣菜を買ったりもしますし、外でご飯を食べることもあります。

でも、うちのご飯が一番だと言ってくれる家族が本当にありがたいと思います。

 

<スポンサードリンク>