私がアロマテラピーの勉強を始めたのは、長女が生まれてから。もう15年くらい前になります。
その前からアロマテラピーという言葉は知っていたのですが、良い香りを部屋に漂わせる、インテリアアイテムのようなものだと思っていたのです。
それがなぜ、長女の出産を契機に本格的に勉強するようになったのか、それはアロマテラピーが薬のような働きをするということを知ったからでした。
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長女は乾燥肌で、段々湿疹も出てきました。アトピー性皮膚炎だと言われてはいなかったのですが、症状はまさにアトピーでしたね。私もアトピーだったからわかります。
肘の裏側とか、膝の裏側とか足首とか、曲がるところが弱くなりがちで、お風呂なんかに入ると温まってものすごく痒くなってしまうんですね。
かいちゃダメ!って言ったって子どもですから、痒いと思ったら先に手が出てしまいます。
かきむしって、血がにじんで、本当に可哀相でした。病院にも当然行きましたが、なかなか良くならなかった。
だから、薬に頼るだけじゃダメだ、スキンケアもしっかりしないと、と色々なスキンケア用品を買いました。でも、どれもなかなか効果が出なくて。
あれこれと試しているうちに、アロマテラピーに出逢ったんです。
アロマテラピーって香りを楽しむだけだと思っていたのに、マッサージしたり、スキンケアにも使えるんだと知って、早速色々試してみました。
アロマテラピーで使う精油は薬ではないので、劇的にはだがキレイになるということはもちろんありません。
でも使ううちに、段々と肌が丈夫になってきたような気がする。娘よりも、私の肌の方で先に実感できました。
私も乾燥肌&敏感肌で、ひどい時は夏でも粉を吹くような状態でしたが、アロマテラピーを始めてからはそんなことがなくなったんです。
今まで、肌に悪いことばっかりしてたのかな、と思いました。化粧品にかけるお金は劇的に減ったのに、肌はとても健康になりました。
これも、アロマテラピーでシンプルなケアにしたからかなと思います。
娘は薬も併用しながら、スキンケアを頑張ることでだいぶ肌の状態は改善されました。
アロマテラピーって、香りを楽しむこともできるし、肌にも使えるし、肩こりとか筋肉痛にもいいんですよ。
あれから15年。インストラクターの資格を取ったり、メディカルアロマの講師として転職したりと、アロマテラピーとの関わりで私の人生も変化しました。
さて、これからどうしようかなと色々考えています。
昔に比べたら「アロマテラピー」という言葉もだいぶ浸透してきたと思いますが、もっともっと、家で手軽に楽しんで欲しいと思います。
こんな時はこのアロマがあるから大丈夫だよね、って感じで、アロマテラピーが普段の生活に浸透していったら、毎日はもっと楽しくなるんじゃないかな。
そんな思いで、もっとアロマテラピーを広めていきたいなと思います。
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