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紅茶にジャムを入れて飲むのはロシアンティーじゃないらしいけど。

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最近、紅茶にジャムを入れて飲むのに凝っています。年末に買ったルピシアの福袋の中から「今日はどれにしようかな」と紅茶を選び、ボンヌママンのいちごジャムをスプーン1杯入れる。ゆっくりかき混ぜて、ジャムが溶けたら甘い香りとともにいただきます。とても幸せな時間が過ごせます。
 
紅茶にジャムといえば、ロシアンティー。本場の飲み方は、ジャムを舐めながら紅茶をいただくのだそうですが、いいの私は、紅茶に入れちゃう。私が美味しければ、それでいい。
 
ウクライナポーランドではジャムを入れる飲み方の方がポピュラーなんだそうで、それなら私が飲んでいるのはロシアンティーではなくウクライナティーとかポーランドティーなのかと思いつつ、スプーン1杯のジャムで至福のひと時を楽しんでいます。
 
普段はコーヒーにも紅茶にも砂糖入れないし、甘い飲み物は苦手なのに、なぜだろう、紅茶とジャムは格別。
 
ジャムのフルーツ感でしょうか。ロシアンティーの始まりは、砂糖が貴重だった時代に、フルーツの甘味だけで作ったジャムを舐めて濃いめの紅茶を飲んだことらしいのですけど、砂糖があふれる現代ではむしろ果物の甘味だけで作った自然な美味しさのジャムの方が貴重に感じます。
 
ジャムを入れてかき混ぜると、紅茶の香りとフルーツの香りでなんともいえない幸福感。紅茶は、ダージリンなどのサッパリした香りのものも美味しいし、アッサムなど主張の強い紅茶でも美味しいです。
 
ジャムはといいますと、オーソドックスないちごか、華やかなバラ。時にはキウイや杏なんて変わり種もおすすめです。
 
ジャムはちょっと固まっているので、紅茶の中に入れてからスプーンでよくかき混ぜます。ジャムが溶けていく時間も楽しみの一つで、意識的にゆっくり時間を過ごしたい時に最適なんですねえ、ロシアンティー
 
私はコーヒーを淹れるとき、インスタントは飲まないですし、コーヒーメーカーで淹れるよりもゆっくりと手で淹れる方が好きなんです。
 
わざわざ時間のかかることをするのは、仕事に没頭しすぎないように、もっと時間を大切に、自分のための時間を作って楽しむようにっていう、無意識の行動だったのかもしれません。
 
時間を大切にするっていうのは、効率的に過ごすことも大事なんだけど、あえてゆっくり過ごすというのも時には必要ですね。
 
最近甘いものが心地よく感じるのは、甘いものでストレスを和らげているというよりも、静かに流れる時間が欲しかったからに違いない。紅茶とジャムがくれた甘い時間、静かに楽しみます。
 

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