先日、「引き寄せる方法を間違えたなあ」と思った件について書こうと思います。
引き寄せの法則とは、強く願うことによって自分が求める情報を集めやすくなる、それによって行動しやすくなる法則、と私は解釈しています。
ここで大事なのが、何を、どう引き寄せるかということです。
私はこの日の朝、耳栓を買おうと思っていました。MRIの予約があったのですが、前日になって耳栓がないことに気づいたのです。
あったはずの場所になく、耳栓なしでMRIを受けるのは嫌だったので、病院に行く前に買わなくてはならないと思いました。コンビニだったら耳栓くらい売っているはずなので、少し早めに出れば大丈夫。その時の私は、もう「コンビニで耳栓を買う」という頭しかなかったのです。
そして、いざコンビニへ。まずセブンイレブンに行ったのですが、なんと、耳栓が売っていない。仕方なく、少し離れたローソンへ。ここで無事に耳栓を買うことができました。時間に余裕を持って出ていたので、特に問題もなく検査に行けます。万々歳。意気揚々と、病院へ向かって自転車を走らせていた時、私の目に入ったのは…。
ドラッグストア。
そうです。ドラッグストアは、朝9時から開いていたのです。私は9時40分に病院に着くつもりで、買い物の時間も加味して9時15分頃家を出ていました。
コンビニに向かうときにはすでにドラッグストアは開いていたはずなのです。しかしその時の私は、「コンビニで耳栓を買う」と思い込んでいましたので、あんなに店頭に商品を並べてお店を開けているドラッグストアが全く目に入っていなかったのでした。
いやはや、思い込みというのは本当に恐ろしいものです。いつも通る道で、耳栓を買うならコンビニよりも適したお店があるにもかかわらず、「コンビニ、コンビニ」と思っていたせいで気付くことがなかった。これこそ、間違った引き寄せだなと実感した朝でした。
引き寄せるのを「耳栓」としていれば、ドラッグストアという思いつきもあったかもしれませんが、先に「コンビニ」と思っていたのが今回の敗因です。
たかがコンビニの耳栓なのですが、人生うまくいかないときも、これと同じことが起きているのではないかと思います。引き寄せる方法や引き寄せるものを間違えているのです。たまたまローソンに耳栓が売っていたから良かったですが、もしなかったら、「別のコンビニ行かなくちゃ」と思って、結局手に入らなかった可能性もあります。
実際、もしローソンになかったら別のローソンに行こうかと思っていたのです。ドラッグストアという考えは、全くありませんでした。
たとえば、「お金持ちになりたい」と思ったとして、お金持ちになる方法はそれこそ山ほどありますけれど、自分に合った方法でなければきっと成果は出ません。そこを見極めて、正しく引き寄せなければ、いつまでたっても夢を叶えることはできないのでしょう。
思い込みって怖いです。正しい引き寄せをするためにも、本当に必要なものを思い描く力が必要なんだなということがわかった出来事でした。
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