いつもこころに太陽を。

念願の「書くこと」を仕事に。言葉の力でもっとたくさんの人を幸せに出来たらいいなと思っています。

入院日記#5

 

朝から特に何もない。

今朝も全粥。

休養するだけ。美味しくはないけれど、作ってもらって片付けてもらえる食事。ここにいれば、西日がさしてどうにも効かなくなるエアコンの暑さに悩まされることもなく、テレビの音をシャットアウトするためにイヤホンをつけなくてもいい、快適という言葉はこういう場所のためにあるのだろうなあと、レースのカーテン越しの青空を清々しい気持ちで眺めていました。
 
こんなにぼーっと空を眺めるのはいつぶりでしょうか。仕事のクライアント様には手術した日に連絡を入れておいたので、とりあえず入院期間中は仕事もお休みです。365日、正月でも何かしら文章を書いてきたので、こんなに何日もパソコンの前に座らないのも、久しぶり。
 
たまには、頭を使わずにゆっくり休む時間も必要ですね。少し休みなさいという、体からのサインだったのかなと思います。
 
お昼ご飯。
バナナ、美味しいな。

痛みも和らいで、起き上がるのもだいぶ楽になり、前よりスタスタと歩けるようになってきました。
 
トイレに行ったついでに歩く練習をしているのですが、ラウンジまで行って富士山を眺め、今度は建物の反対側まで歩いて都庁のビルや東京タワーを見る、ちょっとした散歩気分です。
 
しかし、何年も耐えてきた胃、下腹部の痛み、そして腰痛。すべてなくなりました。
 
特に腰。これも、4〜5年前から急に右だけひどく痛みだしたのです。くさびを打ち込まれているような、刺さるような痛み。
 
マッサージにも整体にも、整形外科にも行きましたが、「姿勢を良くして」「適度な運動を」といわれるばかりで、全く良くなりませんでした。
 
右の下腹部だって、医者に行っても「便秘」と言われていたのです。
 
便秘なんてここ最近の話ではありません。私は昔から筋金入りの便秘で、食べ物に気をつけ、適度に腹筋運動などをしていたことから、むしろ最近の方がよくなっていたのです。
 
それなのに、右だけが痛いから医者に行っているのに、検査はおろか触診すらされず、「そこに重要な臓器はないから」と言われておしまいでした。
 
これだけ痛いんだから、なんかありそうなものだけれど…と思い続けていたのですが、やはりなんかあったんですね。
 
胆嚢の炎症が胃、下腹部、そして腰にまで痛みを及ぼしていたとは。もっと早く検査していたら、もっと早く楽になれたのに。
 
みなさんも、医者に行っても治らない症状があったら、早めに大きな病院で検査してもらった方が良いですよ。
 
肉団子だ。
久々に、肉らしい肉を食べました。
ビバ、お肉!

 

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